鞍馬寺; 「不思議」を見にいくべし

鞍馬寺から見る空はどこか別の場所、そう感じざるを得ない。ここは鞍馬寺の一番高いところ、登る途中で出た汗がそう思わせるのか。でも鞍馬寺にまつわるいろんなことがそう思わせる、ってことだってあるぞ。
鞍馬寺は京都の北部、標高569mの鞍馬山にあり、いくつもの社がある。2億5千年前の地層の上に建ち、その地層が不思議なパワーを醸し出しているのかもしれぬ。


麓の山門の背後に山が見える。ケーブルカーを利用しても良いが、幾重にも曲がりくねった道に沿っていくつも社があり、それを見ながら歩いて登るのが良い。






三尊
本尊は毘沙門天、千手観音、護法魔王の三尊、それぞれ日の力、月の力、地の力を保持されておる。中でも護法魔王は元はヒンズー教の神である。護法魔王は日本では稀ではないかな、吾輩は他の寺でついぞお目にかかっておらん。
本堂の前から先程の空を満喫した後は、本堂に向かって願をかけるが良い。ここは最高のパワースポットと言われており、足下の石盤の中心が最もパワーが強い。

不思議がいっぱい
その石盤をよく見ると幾何学模様の中に六芒星があるではないか。六芒星があるお寺は、もちろんそれを「日本に於いて」と置き換えてもよいが、稀ではないか。







本堂の前には狛犬ではなく虎が二頭配置され、 これも珍しい。









鞍馬天狗という言葉が知られているように、天狗が有名である。長い鼻、赤い肌に鼻髭と彫りの深さ。日本人と趣きを違にする顔立ちである。






極め付けは護法魔王の姿である。修験者に似ているものの、驚くべきことに背中に翼があり顔は天狗ではないか。

天狗とは?
縄文時代初期は1万6千年前、その時から日本は文化的に始まった。世界で最も長い歴史を持つと言われている。一方今の人類の祖先は10万年前にアフリカで誕生した。そして現代日本人は人類の祖先が持つ遺伝子と同じ遺伝子を持つ。つまり人類の祖先の子孫が日本にたどり着いたということになる、それも歩いて。以上の歴史の長さを踏まえて次の意見を読んでもらいたい。
マーヴィン・トケイヤーはユダヤ教徒のアメリカ人、10年間日本に住んだ。日本に関する本を書き現代の日本人の一部の人には古代ユダヤ人の血が流れていると主張している。なるほど、天狗の顔はユダヤ人に似ている。六芒星はダヴィデの星だ。さらに修験者の頭の小さくて黒い帽子(頭襟)はユダヤ教徒聖職者がかぶる帽子と同じだ。
トケイヤーの説は奇異である。が、古代アッシリアがイスラエル王国を滅ぼし、また古代バビロニア人が紀元前6世紀にユダヤ王国を襲いユダヤ王国は滅亡した、それは歴史的事実である。そして古代ユダヤ民族12部族の中の10部族は行方が分からず歴史から消えた。もし1部族以上が時をかけて西に逃げ、子孫が日本にたどり着いたとしても荒唐無稽、根も葉もない話とは言えまい。
日本は多様な文化を持ち、歴史的に国外から多くの文明と文化を受け入れてきた。それは他の国との大きな違いである。だが何故そうなのかを説明した人はいない。もし古代ユダヤ人が日本に住んでいて他の人種も住んでいたとしたら、日本の特徴はその結果だとも言えるのである。
鞍馬寺は先の事項について何も説明していない。寺にとって、取るに足らないことなのかもしれない。もしくは説明しないとする意図が働いているのかもしれぬ。だがそれでも、鞍馬寺は多くの宗教が混ざり合った一種の聖地であると吾輩は思っている。
古代ユダヤ人は日本にいたか?信じるも信じないもあなた次第である。しかし、日本人とユダヤ人には少なからず関係性があるのである。日露戦争の折に誰も日本国債を買う者などない中で、アメリカの銀行家であったユダヤ人ヤコブ・シンが多額に国債を買ってくれたということは忘れてよいものではない。何故ならばそれがなければ日本はまず負けていただろうから。それらを横に置いても間違いなく言えることは、鞍馬寺ではそういう変わったものが楽しめる、ということである。

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